① 圧縮器
気化してガスとなった冷媒に圧力をかけ、圧縮します。
② 凝縮器
圧縮され温度が高くなった冷媒を熱源水で冷却し、液化させます。
③ 膨張弁
冷媒の通り道(開度)を調整することにより、気圧のバランスを保ちます。
④ 蒸発器
液体が蒸発し機体になるとき、まわりの熱を吸収し、温度を下げます。気圧の低い蒸発器内で、冷媒を気化させて、温度を低下させ、冷水を製造しています。
※温水製造時は、ヒートポンプの役割が逆になって、熱源水を蒸発器に流して、凝縮器で温水を製造します。
【冷媒】
圧縮、液化(凝縮)、膨張、気化(蒸発)を繰り返し、自身の温度・状態を安定的に変化させて、熱を移動するのに用いられる媒体です。

ヒートポンプ設備 外観